もう20年ほど前になります。
まだ名称が「統一教会」だった頃です。”旧”ではありません。
仕事から帰ると、家に母の友人のMちゃんという女性がお茶をしに来ていました。統一教会に通いながら、コンビニバイトをこなす元気な女性です。たまにコンビニの廃棄する商品を持ってきてくれていたりしていました。
私に話があるそうで、待っていたとのこと。
ん・・・・・・嫌な予感。
統一教会で印鑑を買いました
「印鑑買って欲しい!!」
と、Mさんに言われました。私は、高校卒業時(商業高校だったので、簿記実践の授業などで印鑑を使用していた)に高校から印鑑を頂いていて、それをずっと使用していました。
うーーーーーん、印鑑、持ってるし・・・・・・統一教会だし・・・・・・(私、まだ信者ではない)。
そしたら
「下の名前で作ったらいいよ!! 名字で作ったら、結婚をしたら変更しないといけないけれど、下の名前で作ったら、ずーーーっと使えるよ!!」
と。
押しに負けて、まぁ、壺を買わされるわけでもないし、印鑑なら一生使えるし、いいかと思い、購入することに決めました。
Mさんはとても喜んでいました。なんか初めて売れたそうです。
印鑑レビュー
注文してから商品が到着するまで1ヶ月ほど待ったと思います。
↑印鑑の袋です。着物のような高級感ある生地です。
↑ 印鑑ケースです。赤の革製です。なんか気づかないうちに2本買っていました。実印と銀行印だそうです。大きさも少し違います。私は小さいほうしか使用していません。もったいない /(^0^)\
↑朱肉も付いていました。印鑑ケース内についている朱肉は使用せず、この朱肉を使用するように言われました。
↑印鑑ケース内です。内部もきちんとしています。あまりはっきり見たことがありませんでしたが、鶴亀の縁起の良い装飾がされています。
印鑑ケース内の朱肉は使用してはだめだと教わりました。「血」を意味するそうで、使ってはいけないそうです。
※調べたところ、統一教会の教えではなく、風水的なもので、印鑑内の朱肉は自分の体(内蔵など)を意味し、自身の運気を下げるとして使ってはいけないと言われているそうです。
注文をする際に、印鑑に使用する石を選べました。カタログがあり、いろんな種類の石があったと記憶しています。20年前の記憶のため、すみません。まぁ、当時は水晶展なども開催されており、連れて行ってもらったこともあるので、石はいろいろ取り扱いがあったのでしょう。
↑Mさんに「インスピレーションで選ぶといい」と言われ、私はラピスラズリにしました。これが私のラピスラズリの印鑑です!!
ずっしり重くて冷たいです。押印した後にティッシュで拭いているのですが、朱肉が残ってしまい、少し黒ずんでいます(左部分)。
何故、ラピスラズリを選んだかといいうと、当時プレイしていたゲームのアイテムにラピスラズリという貴重なものがあったから、です。しょうも無い理由でした。
そのお値段は
2本セットで16万円でした。統一教会にしてはとても良心的なお値段だと信じております。
これで開運出来ればヤッタネ!!
購入後は1ヶ月、毎日お祈りをします
届いた後、1日1回お祈りをしながら印鑑を専用用紙に押すという期間が1ヶ月ほどありました。
夕食後のルーティーンにして、きちんと1ヶ月こなして、晴れて私のものとなりました。
銀行の印鑑を変更しました
運勢を上げるためにもすぐに印鑑登録をこちらに変更するようにと言われましたが、平日は仕事をしており面倒なのもあって、買ったまましばらく放置が続きました。
年末調整で印鑑を押す欄があったのですが、なんだか下の名前の印鑑を押すのが恥ずかしくて、結局名字の印鑑を使用し、しばらくこの16万円の印鑑は使っていなかったです。
その後、
なんと、前から使用していた銀行印を失うという事件が起きました。いつから紛失していたのか不明です。引き出しに入れておいたはずが、どこを探してもありません!!
神様が印鑑を変更しろと言っているようだったので、ようやく銀行に事情を説明して銀行印の変更を行いました。
その後は、ことあるごとに、この高かった印鑑を使用するようになりました。
特に恩恵は感じられていませんが
祝福結婚する際は、何度もこの印鑑を押す機会がありました。
上で紹介した銀行では投資信託をしていたのですが(仕事の関係で銀行員さんにすすめられて)、10万近くのマイナスを出しました。開運どこーーー?
今はデジタル化が進み、印鑑を押すことも少なくなってきました。私のラピスラズリの印鑑も押し入れの奥に片付けられています。今日、ブログを更新するにあたって久しぶりに日の目を見ることになりました。
今は世界平和統一家庭連合では、印鑑販売はしてないので、買いたくても買えません。
一生、大事に使用していきたいと思います。